Ubuntu10.04 x64で録画専用機を作ってみた その3


ということで、いよいよepgrecを設定する

1 epgdumpr2-utf8.tar.gz をインストールする

http://www.mda.or.jp/epgrec/

上記HPからインストール前の準備に移動して、

「epgdumpr2-utf8.tar.gz」 を探して、ダウンロード

2 端末

tar xvzf epgdumpr2-utf8.tar.gz

cd epgdumpr2

make

sudo cp epgdump /usr/local/bin

3 at設定を行います。 これがないと、タイマー録画ができないようです。

sudo apt-get -y install at

・ Apacheユーザの「www-data」を使用禁止リストから削除します。 これをやらないと、録画できないです。

sudo cp -ip /etc/at.deny /etc/at.deny.org

sudo gedit /etc/at.deny

・ 最終行に www-data  があるので-削除

4 epgrec本体をダウンロード 9月24日現在の最新版は epgrec-20100322.tar.gz です。 バージョンが変われば、その辺は変更すること

http://www.mda.or.jp/epgrec/index.php/ から、ダウンロードを選択して、最新版をダウンロード

5 端末でダウンロード先に移動

sudo tar xvzpf epgrec-20100322.tar.gz -C /var/www/

sudo mv /var/www/epgrec/config.php.sample /var/www/epgrec/config.php

sudo gedit /var/www/epgrec/config.php

config.php」ファイルの8行目位から

$GR_CHANNEL_MAP = array(

“GR27” => “27”, // NHK

“GR26” => “26”, // 教育

“GR25” => “25”, // 日テレ

“GR22” => “22”, // 東京

“GR21” => “21”, // フジ

“GR24” => “24”, // テレ朝

“GR23” => “23”, // テレ東

// “GR20” => “20”, // MX TV

// “GR18” => “18”, // テレ神

“GR30” => “30”, // 千葉

// “GR32” => “32”, // テレ玉

“GR28” => “28”, // 大学

);

とある。MX TV、テレ神、テレ玉の行の初めの「//」はコメントアウトといって、プログラムに読み込ませなくするものです。

$GR_CHANNEL_MAP = array(

“GR19” => “19”, // HBC

“GR13” => “13”, // NHK教育

“GR15” => “15”, // NHK総合

“GR21” => “21”, // STV

“GR23” => “23”, // HTB

“GR14” => “14”, // TVH

“GR25” => “25”, // UHB

// “GR20” => “20”, // MX TV

// “GR18” => “18”, // テレ神

// “GR30” => “30”, // 千葉

// “GR32” => “32”, // テレ玉

“GR28” => “28”, // 大学

);

のように変更。地デジ設定は住んでいる地域によって違うので、 http://www.maspro.co.jp/contact/bro/bro_ch.html を参考に設定する。

6 端末

sudo cp –archive /var/www/epgrec/do-record.sh.pt1 /var/www/epgrec/do-record.sh

7 テスト

cd ~

OUTPUT=test.ts CHANNEL=19 DURATION=30 TUNER=0 MODE=0 TYPE=GR /var/www/epgrec/do-record.sh

*30秒待つ

totem test.ts

TSファイルが表示されればOK

8 設定

下の⑪で番組情報を取得しますが、これは夜中だと、番組更新ができない(局の放送がない)ため、夜中にはやらないほうがいいようです。

① Firefoxのアドレスバーに「http://localhost/epgrec/」と入力してEnterキーを押す。epgrecのインストール状態がチェックされます。  localhostは、IPアドレスを記入すると、別PCからも操作できるようになる。

② 問題がなければ、「以上を確認し次の設定に進む」をクリック。

③ 「インストールステップ2」で「MySQL接続ユーザー名」はMySQLの設定をしたときの接続ユーザー名にします。

④ 「MySQL接続パスワード」はMySQLの設定をしたときの接続パスワードにします。

⑤ 「使用データベース名」はMySQLの設定をしたときのデータベース名にします。

⑥ インストールURLは、 localhostをIPアドレスに変更する

⑦ サムネールの使用 を 使用するに変更

⑧ 「ffmpegのパス」は、フルパスを記載

⑨ それ以外の項目はそのままとし、「設定を保存する」をクリック。

⑩ 「インストールステップ3」で「地デジチューナーの台数」は「2」にします。

⑨ 「BSチューナーの台数」は「2」にします。

⑪ 「CS録画の有無」は「行う」に変更。

⑫ それ以外の項目はそのままとし、「設定を保存する」をクリック。

⑬ 「インストール最終ステップ」で「このリンクをクリックするとEPGの初回受信が始まります」をクリック。

20~50分待ったら、Firefoxで「http://localhost/epgrec/」を開きます。番組表が出てきたら設定成功です。もし「construct:無効な行」とエラーが表示されたら、もう少し待ちます。

設定が成功して番組表が表示された場合は、見たい番組をクリックし、「簡易予約」をクリック、または「予約カスタマイズ」「予約する」の順でクリックすると予約できます。

すでに始まっている番組の場合、3分後に録画が始まります。録画が始まると、その番組名が「録画済一覧」に表示されるので、そこで再生したい番組を選びます。

⑬で番組情報を獲得しますが、これは初回のみですから、今後、手動で獲得したい場合は、端末で「/var/www/epgrec/getepg.php」と入力して[Enter]キーを押します。

9 番組情報の自動更新設定

sudo cp /var/www/epgrec/cron.d/getepg /etc/cron.d

10 保存場所の変更

ebgrecのデフォルト表示は、「/video」 となっているため、録画保存ディレクトリは、「/var/www/epgrec/video」です。

しかし、仕様なのか、「/var /www/epgrec」より上のディレクトリを録画保存ディレクトリとして指定することはできないようです。

保存先を、別HDDにしようと思うのでリンクを張るという形をとることにします。 今回は、 /media/sdb_disk という形で、すでに設定済みの別HDDを使用する。

録画保存ディレクトリを  /media/sdb_disk に作り、 /var/www/epgrec にはリンクを貼るという形を取ります。そうすれば、録画
ファイルは「/var/www/epgrec」下のディレクトリに生成しますが、そのディレクトリは実は単なるリンクで、

実際には別HDDに保存されます。

設定手順

※「/var/www/epgrec/video」内に録画ファイルがある場合は別の場所にあらかじめ移動します。

①上部パネルで[アプリケーション]-[アクセサリ]-[端末]の順にクリックします。端末が起動します。

②別HDD内にvideoフォルダを作成します

sudo mkdir /media/sdb_disk/video

③vidoeディレクトリにアクセス権を設定します。

sudo chmod 777 /media/sdb_disk/video

④/var/www/epgrec/videoディレクトリを削除します。

sudo rmdir /var/www/epgrec/video

⑤/mnt/win/videoをリンク元、/var/www/epgrec/videoをリンク先としてシンボリックリンクを張ります。

sudo ln -s /media/sdb_disk/video /var/www/epgrec/video

移動した録画ファイルがあれば、最後に /media/sdb_disk/video にファイルを移動します。

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